運転と視覚認知の関係性
視覚認知とは、目で見た状況を脳で認知・理解することです。
運転中に必要な情報の80%以上は、目から取り入れていると言われています。
つまり、運転中の状況確認の大半は、見ることに依存しているというわけです。
また、実際に交通事故の原因の大半も安全不確認、脇見運転、動静不注視など「視覚認知エラー」で占められています。
だからこそ、交通事故防止には、視覚認知エラーを減らすための「視覚認知トレーニング」が有効なのです。
動体視力とは、動いているもの、目まぐるしく変化していく状況を視覚認知する能力のことです。
この動体視力は眼球運動・視野・認知・判断・反射神経など目と脳の様々な働きによって発揮される能力なのです。
車の走行中は、自分自身が動いているため、相対的に周りの物も全て動いて見えます。
だからこそ、運転では「動体視力」が重要なのです。
近年、ドライバーに求められる動体視力は高まる一方です。
なぜなら、交通量の増加や道路の複雑化はもちろんのこと、車内機器(カーナビ、AV機器)の複雑化など、ドライバーの目と脳にかかる負荷は増大する一方だからです。
動体視力は40歳くらいから徐々に衰え始め、50代から顕著に低下していく傾向があります。
近年、高齢者の交通事故が多発しておりますが、これは動体視力の低下も深く関係していると考えられています。
また、動体視力が落ち始めているにも関わらず、そのことに気づかない40代も注意しなければなりません。
自分自身の実際の能力と思い込みとのギャップが大きいと危険です。
交通安全セミナー
ご要望に合わせてセミナー・講演会等を承りますのでご気軽にお問い合わせください。
ZOOM、Google Meet等のWEB会議システムによるオンラインセミナーも可能です。
講演実績
国土交通省 中央労働災害防止協会 日本交通安全教育普及協会 東京タクシ・ハイヤー協会
国際自動車 帝都自動車交通 大和自動車交通 佐川急便 清水運送 鈴与自動車運送
四国トラック協会 NTTグループ企業 日本製鉄 大阪ガス 関西電力 清水建設
広島県建設労働災害防止協会 滋賀県交通安全協会
など、その他多数
有料ビデオ配信(業務用利用も可)
交通安全に役立てる動体視力トレーニング1
交通安全に役立てる動体視力トレーニング2
交通安全に役立てる動体視力トレーニング3
お問い合わせ先
一般社団法人視覚認知教育協会
東京都三鷹市下連雀6-6-12
TEL:
0422-26-8757
E-Mail: office@vision.or.jp